レーザー脱毛は、黒や茶色に吸収される波長のレーザーを皮膚に充てることで毛や毛根さらにその周辺組織にダメージを与えて毛を生えさせないようにしています。

照射するときは毛根に十分なダメージを与えることができるのが成長期の毛なので、成長期の毛にに照射しないと脱毛効果は十分に得られません。

ほとんどのサロンやクリニックでは二、三カ月に一度の施術になります。これは肌にダメージを与えてしまうのでその回復を待つ期間でもあります。レーザー脱毛では一回施術しただけでは完全に脱毛できたとはいえません。私たちに見えている毛は全体の毛のおよそ15%ほどのものです。

皮膚の中にまだ毛が生えているので、その毛や毛根までダメージを与えて脱毛効果を感じるには少なくても5回ほどは施術しなければなりません。

そのため、一年間は脱毛サロンやクリニックに通う必要があるでしょう。また、その期間や回数は、その人の毛の濃さや肌の状態に合わせて行われるのであくまでも目安になります。回数を重ねるごとに毛の太さが変化してきたり、ムダ毛処理の回数が減ってくるなどの効果を実感できるでしょう。

また、個人差はあるものの、最新のレーザー脱毛は痛みを感じることがほとんどないといわれています。その痛みも初回の施術や二回目の施術時が最も感じるものの、その痛みも段階的に抑えられていきます。また、肌が乾燥していると、痛みを感じやすくなってしまうので、十分な保湿を日ごろから行うように心がけましょう。

レーザー脱毛の施術後は肌に負担がかかっています。サロンやクリニックでのクールダウンを施してもらったとしても完全に熱を取り去っているということではないので、施術後は紫外線などの刺激を極力避けるためにも、肌に優しい日焼け止めを塗布したり、帽子や日傘を駆使して肌を守りましょう。

帰宅後も、湯船には入らずシャワーで済ませ、肌に熱をこもらせないよう、クールダウンを行うことで肌の炎症を防止できます。